2011年12月2日金曜日

トヨタとBMW、環境分野での業務提携を発表

トヨタ自動車と独BMWは1日、環境分野で業務提携することで合意したと発表した。ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などに活用する次世代リチウムイオン電池を共同で開発するほか、トヨタがBMWから低燃費車に搭載するディーゼルエンジンを調達する。

 BMWが日本の自動車メーカーと提携するのは初めて。トヨタは今年に入って米フォード・モーターとHV技術の共同開発で提携しており、海外メーカーとの協業を活発化させている。

 トヨタはBMWから調達する1600ccと2000ccのディーゼルエンジンを搭載した小型車を、2014年から欧州で販売する。

 ディーゼルエンジンは、ガソリンエンジンに比べ燃費性能が高く、二酸化炭素の排出量が少なくてすむ。欧州では、主要なエンジンとなっており、トヨタはBMWからの調達で、低迷する欧州販売の立て直しを図る。

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