2011年11月30日水曜日

東京モーターショー報道公開 「回復力と不屈の精神をアピール」

「第42回東京モーターショー」が30日午前、12月3日の一般公開を前に報道陣に公開された。会場は今回、千葉市の幕張メッセから東京ビッグサイト(東京都江東区)に移り、24年ぶりの都内開催。電気自動車(EV)やディーゼルエンジン車など、世界初公開の52車種を含め、計398の自動車や二輪車が展示される。
 最初に報道陣向けに出展概要を説明したマツダは、コンセプトモデルの中型セダン「雄(たけり)」と、来春発売予定のガソリン・ディーゼルエンジンのSUV(スポーツ用多目的車)「CX-5」を披露。いずれも同社独自の低燃費技術「スカイアクティブ」を採用した車種で、山内(やまのうち)孝会長兼社長は「環境の先にある走る喜びを求め、進化し続ける」と技術力に自信を示した。
 日産は、無人で車庫入れができる小型車「PIVO(ピボ)3」やスポーツカー「エスフロー」など、電気自動車(EV)のコンセプトモデル3車種を公開。カルロス・ゴーン社長は「今年のモーターショーは東日本大震災、円高、タイの洪水と難問が持ち上がる中で、日本の回復力と不屈の精神を証明する場となる」と意気込みを示した。
 一般公開は12月3~11日で、入場料は一般1500円。日曜以外の終了時刻を午後6時から同8時に変更し、同6時以降の入場者を対象にナイター券(一般500円)も販売する。仕事帰りの社会人が訪れやすくして集客アップを狙う。

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